航空機統計 国籍別航空機入港表(港別)2018-2019 アジア州

航空機統計 国籍別航空機入港表(港別)2018-2019 アジア州

航空機統計データ付き!タブローの空間関数(MAKELINEとMAKEPOINT)を使用してマップ上の2点間をつなぎます。

データについて

<ヘッダーとデータ2行サンプル>

YYYYMM,Custom,Port,port(経度),port(緯度),空港名,空港コード,地理圏,州コード,州名,Country,Country(経度),Country(緯度),国名,Number Of Vessels,Number Of Vessel (Direct Entrance),Cargo Loaded,Cargo Unloaded
2018/1/1,1,103,139.78,35.5523,東京国際,HND,アジア,1,アジア州,100,0,0,日本,1801,1758,13637,17757
2018/1/1,1,103,139.78,35.5523,東京国際,HND,アジア,1,アジア州,103,128.16,36.338,大韓民国,246,246,585,271
基本項目

ファイル形式:テキスト (.txt)カンマ区切り
ファイルサイズ:458.51KB
文字コード:Unicode (UTF-8)
ウインドウズのメモ帳で開くことができます。

*エクセルへ変換するとき
A列=日付
B、C、G、H、I、J、K、N列は文字列
その他は数値
(テキストファイルをエクセルへ変換する方法)

データ形式:列指向形式
(データ形式について)
列数:18
行数:4,129 (ヘッダー行を含む)

データ内容
A列YYYYMM年4ケタ/月2ケタ/日2ケタ(日はすべて01)
2018/01/01~2019/12/01
月別データ
B列Custom関税の管内(全部で9管内ある)
C列Port空港の3ケタコード
D列port(経度)空港の位置の経度
E列port(緯度)空港の位置の緯度
F列空港名空港の名称
G列空港コード空港のアルファベットコード
H列地理圏(財務省統計国名符号表による)
I列州コード1ケタ(オリジナルコード)
J列州名(財務省統計国名符号表による)
データはアジア州のみ
K列Country3ケタ(財務省統計国名符号表による)
L列Country(経度)国の中心位置の経度
M列Country(緯度)国の中心位置の緯度
N列国名(財務省統計国名符号表による)
O列Number Of Vessels入港機数(単位は機)
P列Number Of Vessel (Direct Entrance)直入港機数(単位は機)
Q列Cargo Loaded積荷量(単位はMTメガトン)
R列Cargo Unloaded卸荷量(単位はMTメガトン)

<データ出典>
政府統計の総合窓口 e-Stat
https://www.e-stat.go.jp/
<データ出典>
政府統計の総合窓口「e-Stat」(https://www.e-stat.go.jp/)
船舶・航空機統計>航空機統計>国籍別航空機入港表(全国分)>月次>2020年4月を加工して作成

税関ホームページ
https://www.customs.go.jp/yusyutu/index.htm
国名符号表を加工して作成

タブロー空間関数 (Vr.2019.2以降)

MAKELINEとMAKEPOINT

 タブローにはポイントとポイントのあいだを直線で結ぶことができる機能があります。始点のX座標・Y座標、終点のX座標・Y座標、始点と終点を結ぶ直線の番号があれば関数を必要とせず座標へ直線を描画できます。
KHcoder22. 共起ネットワーク(第3回) タブローでネットワーク図

 関数MAKELINEはマップ上でポイントとポイント間の距離が地球儀の広がりよりも長くなると自動的に直線を曲線に変換してくれる関数です。

 関数MAKEPOINTは経度・緯度を空間オブジェクトに変換します。と、マニュアルに書いてあるのですが・・・タブローのマップは平面です。ところが実際の地球は球面ですから球面の空間座標に変換しているのだろうと思います。想像です。

実践してみよう

 データへ接続します。
・「Country」「Custom」「Port」「州コード」は文字列へ変換してディメンションへ移動します。

 計算フィールドを作成します。名称は「makeline」にしました。

MAKELINE(MAKEPOINT([Country(緯度)],[Country(経度)]),MAKEPOINT([port(緯度)],[port(経度)]))

*公式
MAKELINE(MAKEPOINT(始点の緯度,始点の経度),MAKEPOINT(終点の緯度,終点の経度))

・「makeline」をダブルクリックします。
・経度と緯度が自動生成されてマップへポイント間を結ぶ曲線が描かれます。

・フィルターで日本を除外します。
・「国名」を色
・「Number Of Vessels」をサイズ
・「空港名」を詳細へドロップします。
 これで完成!

 YYYY/MMを横軸にして「Number Of Vessels」と「Cargo Unloaded」の二重軸グラフをつくります。

 タブローは空港コード(空港の3文字アルファベットコード)を地理的役割へ変換することができます。ダブルクリックでマップへプロットされます。
 「Number Of Vessels」をメジャーにして国別の円グラフをつくります。

 はじめのシートに戻りフィルターをその他のシートに適用させます。

 フィルターで「国名」を選択します。中国籍・韓国籍の飛行機は関西国際空港への着陸が多いようです。