エクセル形式のオープンデータを活用する基本-シートを複製する方法

エクセル形式のオープンデータを活用する基本-シートを複製する方法

エクセルで、もとデータを切り刻んでしまい、あとから「アチャー」となった経験があります。もとデータは残しておきましょう。

データについて

<データ出典>
政府統計の総合窓口「e-Stat」(https://www.e-stat.go.jp/)
商業・サービス業>商業動態統計調査>時系列データ>
コンビニエンスストア商品別販売額等及び前年(度、同期、同月)比
オープンデータですので上のリンクからダウンロードできます。

エクセルシートを新規ブックへコピーします
もとデータ

 ダウンロードしたエクセルブックを開きます。
 複数のシートがあります。今回、使用するるのは、
「コンビニエンスストア販売額等」の「月次」です。

 「月次」をクリックするとシートへ移動できます。

活用させていただくシート

 画像のシートを利用します。
 オープンデータをダウンロードしたとき、データを直接加工・整形するのではなく、コピーを作成してからコピーを加工・整形することをオススメします。

 もとデータを加工・整形してしまうと、もとのデータがなくなるので、
・手順を間違えときに戻れない
・加工・整形後のデータ表が正確なものになっているのかを検証することができない
 これらのリスクがあります。

 今回は、もとデータに複数のシートがあるため、新しいブックへシートをコピーして保存します。

・コピーするシートのタブを右クリック
・「シートの移動またはコピー」を選択

新しいブックへシートをコピー

・ドロップダウンのなかから「新しいブック」を選択
・「コピーを作成する」をチェック
・OKをクリックします。

新しいブックを名前を付けて保存します。

 名前を付けてブックを保存しましょう。

シートを複製する
原則的にもとデータは加工せず残しておきます。

 もとデータのシートはやはり残しておくべきです。シートを複製します。
・シートのタブを右クリック
・「シートの移動またはコピー」を選択
 開いた窓の
・(末尾へ移動)をクリック
・「コピーを作成する」をチェック
・OKをクリック

 シートの名前を変更しておきましょう。

ダウンロードしたデータも保存しておく
いわゆる昔のエクセルで作成されたデータは拡張子を変更して保存します。

 もとデータの拡張子が「.xls」です。「ファイルの種類」のドロップダウンから「.xlsx」を選択して保存しておきましょう。